「ロープウェイいりますか?」って市民に聞くの愚問だと思う件

こんばんは。
もしかしたら触れない方が無難なのかもしれないのですが、福岡市で話題のロープウェイの件について思っていることがありまして

ごくごく一般市民目線で「ウォーターフロントエリアと博多駅を繋ぐロープウェイいりますか?」って聞かれたら、


「普通にいりません」ってなりませんかね。


こう言うと
「お、大沢はロープウェイ要らない派か」と思われるかもしれないのですが、私が言いたいのはそういうことではなくて

ほとんどの市民にとってロープウェイって直接的に生活に関わるものではないわけで、いるかいらないかの二択で聞かれたらそりゃいらないってなるだろと。

そんなの聞くこと自体センスないというか、ほんと愚問だなって。

じゃあ直接生活に関わらないものだからいらないのかといったらそうじゃないと思うんですよね。

日々の生活に困っている方や福祉になどに財源を回すことももちろん大事ではありますが、かといって目先のことばかりに対応していては、将来破綻することは目に見えています。若者代表として、「今が良ければそれでいい」には同意できません。

ある程度将来への投資をしていかない限り、持続的な生活水準の向上は見込めません。

例えばロープウェイができることによって渋滞が緩和され都市としての魅力が向上し、税収増や経済活性化につながるのであれば、それがまわりまわって生活や福祉の財源となる。

でも、私もそうだったように大半の一般市民はそこまで考えないのではないでしょうか。

そんな一般市民に「税金使ってロープウェイ作ろうとしてますよ、いりますか?」なんて聞いたら、そらいらんってなるやろ。

アンケートを取る以上は、現状やメリット、デメリットもきちんと伝えた上で答えて頂くべきだと思います。

市長の個人的な夢に税金使えない!
ということも聞きますけど、個人的な夢だろうとなんだろうと、長期的視点で見て市民生活向上するなら別にいいんじゃないですかね。問題はそこじゃなかろう…

ただし、「ロープウェイを作る」という市民生活向上のための手段が目的化するようであればそれはまじでロープウェイいらん、ってなると思います。その辺はきちんと行政を監視する必要があります。

また、市長はロープウェイ構想を掲げて再選したんだから民意はロープウェイ賛成だろ!ということも聞きますが、それはそれで大変疑問です。

2人しか立候補していない状況でしたし、市長に投票したほとんどの人が別にロープウェイに賛成した訳じゃないんじゃないかな。

そういうこじつけた感じって、違和感あります。もっと、納得感のあること言ってほしいです。

長くなりましたが、結論としては、
足を引っ張り合うようなレベルの低い議論ではなく、本当に投資対象としてロープウェイがベストなのかとか、(個人的な意見としてはロープウェイで本当に輸送力足りるの?と思ってます)もっと本質的なことを議論していただきたいものですし、私が質問できる立場になれたのなら、そういうスタンスでいたいと思っています。

まだまだこれから勉強していかなくてはなので、これはおかしくない?ってとこあったら指摘してやって下さい。大沢でした!

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